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24時間体制で命と物流を守る、中栄の「雪氷作業」について
vol.007
私たちの仕事は、日本の大動脈である高速道路を守ることです。一年を通じてさまざまな業務がありますが、滋賀県北部の冬は、私たちにとって特別な季節。雪が降れば、高速道路は一瞬にして危険な場所に変わります。雪による渋滞や物流のストップ、時には命にかかわる事故が起きることも。
そうならないために、私たちは高速道路の冬季安全確保のために仕事をおこなっています。
私たちが冬の間、どのようにして高速道路を守っているのか。私たち中栄の仕事の中の一つである「雪氷作業」について、リアルな現場をお伝えしたいと思います。
雪氷期間について
高速道路の維持管理業務において、冬の除雪や凍結防止作業のことを「雪氷(せっぴょう)対策作業」と呼びます。
滋賀県や北陸地方は雪が多い地域のため、私たちのカレンダーは冬を中心に回っていると言っても過言ではありません。毎年11月15日から翌年の3月31日までが、この雪氷対策期間です。
この期間に入る前には、「雪氷祈願祭」をおこないます。自然相手の仕事は何が起こるかわかりません。猛吹雪の日もあれば、予測できない路面凍結の日もあります。半年近い長丁場を、社員全員が事故なく無事に乗り切れるように。神主さんを招いて祈りを捧げ、気持ちを引き締めてからシーズンインします。

雪氷祈願祭の様子

雪氷祈願祭の様子
雪氷期間の中でも、特に降雪が見込まれる12月16日から3月10日までの85日間は、私たちにとって正念場です。
この期間中、時には交代で基地に待機し、24時間体制で業務にあたります。雪はいつ降るかわかりません。深夜だろうが早朝だろうが、気象状況が変わればすぐに対応しなければならないからです。
24時間体制で高速道路の安全と円滑な交通を守る
雪が降ってからの出動では遅いこともあるため、気温が下がって路面が凍りそうだと判断すれば、雪が降る前に凍結防止剤を散布します。
いざ出動となれば、特殊車両に乗り込んで高速道路へ。 私たちの最大のミッションは「事故を防ぐこと」です。

雪が積もった道路を想像してください。そのまま車が走れば、タイヤが滑って事故につながることもありますよね。私たちは、除雪トラックの前についた「プラウ」と呼ばれる大きな板のような装置で、路面の雪を力強くかき分けていきます。
同時に、凍結防止剤散布車も走らせます。塩化ナトリウムなどを主成分とした防止剤を、路面にバラバラとまいていく。これもただまけばいいというものではありません。
気温や湿り気、雪の降り方を見極めて、最適な量を最適な場所にまく。この判断がピタリとはまって、朝まで路面が凍らず、スムーズに車が流れているのを見たときは、達成感を味わえます。

乗り物が好きな人にとっては働きがいがある環境
乗り物や機械が好きな人にとって、この現場はたまらない環境だと思います。
私たちが扱うのは、普段の生活では絶対に乗ることができないような、巨大で特殊な働く車たちです。除雪トラック、凍結防止剤散布車、標識車。それぞれの車両には専門的な操作が必要なレバーやスイッチがたくさんついています。
除雪作業では、高速道路上の雪を路肩へ飛ばしたり、寄せたりしながら進みます。的確な除雪ができるスピード(低速走行)で走行しながら、繊細な操作で雪を処理していく技術が求められるのです。

自分の操作ひとつで、目の前の景色が変わっていく。荒れた雪道が、きれいな一本の道に生まれ変わる。高速道路のダイナミックな変化を味わえるのは、この仕事ならではの特権です。
「そんな大きな車、自分は運転できるだろうか」と不安に思う必要はありません。
入社後は、先輩が運転する車の助手席に乗ることからスタートします。先輩がどのタイミングでブレーキを踏むのか、どこを見ているのか、どのレバーを動かしているのか。隣でじっくり見て、体感して、技術を学んでください。

中栄には、面倒見のいい先輩がたくさんいます。「今のはこういう理由でハンドルを切ったんだぞ」 「ここは風が強いから凍りやすいんだ」 助手席でそんな生きた知識を教わりながら、少しずつ仕事を覚えていけば大丈夫です。
また、大型免許や車両系建設機械の資格を持っていない人も安心してください。会社として資格取得を全面的に支援しています。働きながら免許を取り、数年後には立派なオペレーターとして、巨大な除雪車を操っている。そんな社員がたくさん活躍しています。
「高速道路の安全を自分が守っている」という手触り感
私たちの仕事は、日本の物流や人々の安全を守る仕事です。日々の業務を通じて、何百、何千人以上の人たちの役に立てている。社会の当たり前を裏側で支えているという誇りが、日々の仕事へのエネルギーになります。
もちろん、冬以外の季節も仕事はあります。 春から秋にかけては、路面清掃車で道路をきれいにしたり、伸びすぎた草や木を切って視界を確保したり。あるいは、事故で壊れたガードレールを直したりといった維持管理業務をおこなっています。
一年を通じて仕事の内容がガラッと変わるので、飽きることがありません。季節の変化を感じながら働けるのも、この仕事のいいところです。

最後に、中栄が求めている人物像についてお話しします。
特別なスキルや経験は問いません。一番大切なのは「ルールを守れること」です。
高速道路上での作業は、常に危険と隣り合わせです。自分勝手な行動や、「これくらいでいいだろう」という油断が、自分だけでなく仲間の命をも危険にさらします。
決められた手順を守る。時間を守る。報告・連絡・相談をしっかりする。そういった当たり前のことを、誠実に続けられる人と一緒に働きたいと思っています。
また、コミュニケーションも大切です。社内メンバーとの連携だけでなく、外部の協力会社の方々と一緒に仕事をすることもあるため、協調性を持って働く姿勢があれば、自然と信頼関係が築けるはずです。

滋賀県彦根市から、日本の大動脈を守る。そんなスケールの大きな仕事に、あなたも挑戦してみませんか。
手に職をつけたい人、大きな車に乗りたい人、誰かの役に立つ仕事がしたい人。 動機は何でも構いません。 私たちと一緒に、高速道路を守るプロフェッショナルを目指しましょう。
気になることがあれば、ぜひ一度気軽にお話できると嬉しいです。会社見学なども大歓迎です。ご応募を心からお待ちしています。